🌟2025年6月【今月の特集】🍀関市:「あのクレープのこと、聞いてきました!」関市初✨️クレープ自販機!:就労継続支援B型 KURA 暮らし(株)





関りぶ🌼鈴木です。
私もずっと気になっていた
“あの自販機”‼️
そう!KURAさんのクレープ自販機です!
ついに取材することができました!🥰
今回はその舞台裏を、じっくりご紹介します✨️👋


「関市にこんな自販機があったらな〜😊」
✨️そう思っていたら
ある日出会ってしまいました!✨️


実は関りぶ🌼鈴木
クレープが大好きなんです❗️
個人的に鹿児島県で見かけたクレープの
自販機に思い出があって
「こんな自販機が関市にもあったらいいのにな」と、ずっと思っていました。


まさに “夢に描いていた”
クレープの自販機!👀❗️
思わず胸がときめきました🥰


📌今回の取材では、
この自販機が【どんな想いでつくられたのか、誰がどんなふうに関わっているのか】
たっぷりお話を聞かせていただきました。
(ちなみに私の思い出に残っている鹿児島の自販機を実際に調査に行かれていたそうで、クレープ好き同士、話も盛り上がりました!😊)


そして、
就労支援B型事業所「KURA」さんが描く、
未来へのあたたかな構想とは——。






「地域の人々と心をつなぐクレープ自販機」
就労支援B型事業所KURAが描く
“ゆるっと、温かな”やさしい未来




岐阜県関市の静かな街角に、子どもたちがワクワクしながら立ち止まるスポットがあります。
それが、このクレープの自販機。
関市のみなさん‼️もうご存知ですよね☺️👇️


所在地: 〒501-3902 岐阜県関市弥生町4丁目2−25


しかもこのクレープ
ただのクレープではありません。
なんと!


作っているのは、就労支援B型事業所KURAの利用者さんたちです。地元の人と人をやさしくつなぐ、あたたかい物語が、ここにはあります。


🍌「これ、面白いかもしれん」から始まった挑戦
インタビュー🎤に答えてくれたのは、
クレープ自販機プロジェクトを立ち上げたKURAのTさん。


📌元々は製造業に従事していたそうですが、「自分には合わなかった」と転身。
放課後等デイサービスやグループホームでも勤務をされてきた方です。



「就労支援というと関市には内職系のB型事業所が多い。
他の選択肢もあるといいのにな」と感じ、
それ以外の選択肢はないか?と、考えていました。
🍓そんなとき知ったのが、全国に広がる“クレープの自販機”の存在でした。



調べていくうちに、クレープ作りを就労支援でもやってるところがあって、普通の企業でもやっているお店もあって、『これはいい!』って思ったんです😊
📌クレープの調査をするために、
福岡も行ったし、天文館(鹿児島)も行ったし、富山も行ったし、徳島も行ったし、近江八幡も行きました、沖縄にもあります。


中でも心に響いたのは
“生クレープ”の存在でした。
冷凍の商品も多いんですけど、やっぱり生のほうが断然おいしいんですよね。でもそのぶん賞味期限は短くなりますが。
賞味期限が短いからこそ、近い距離で売ることができる。
だからこそ地域の人とつながるツールとして、これってすごくいいんじゃないかなって思いました。







賞味期限が短いことは一見、大変に感じますが、だからこそのメリットを思いつかれたなんて!すごいと思います!



(賞味期限が短くて)遠くにはなかなか商品を出せないけど、その分、近くの子どもたちとか、お年寄りとか、いろんな人が関わってくれたら面白いなって。それが始まりでした。
やっぱり「距離の近さ」って
大事だなって思ってて。


利用者さんが自分で作って、それを目の前で誰かが買ってくれる。そのシンプルでわかりやすいやりとりが、すごくいいなって思ってたんです。
【利用者さんが見える】
クレープ作りはすごくいいんじゃないかと



昔の自分の経験からなんですけど、お客さんとの距離がある仕事をしてると「え、これ今自分、何してるんだっけ?」みたいに思っちゃうことがあって💧😅
やっぱり一番求めていたのは、距離感の近さと、
そして
“利用者さんが作って売って
そしてお客さんが買ってくれる”
っていうシンプルでわかりやすい流れ。
そこが欲しかったんです。


🍓世代を超えて愛されるクレープ自販機
📌自販機が設置されてからというもの、地元の小学生から高校生カップルまで、幅広い世代がクレープを求めて訪れます。





小学生の子も買いに来てくれて。
ほんとに嬉しかったです。
クレープを買う思い出って、
きっと大人になっても残るじゃないですか。
そういうのが本当に嬉しいです☺️


今小学生の子達も、大きくなったときに「あそこにクレープ自販機あったよね☺️」とか。
昔はよく見かけましたよね。駄菓子屋さんとか・・・
お好み焼き、たい焼きのお店とか。
ああいうお店、以前は身近にたくさんあったけれど、今は本当に少なくなりましたよね。
だから、この自販機がそんな存在になれたらいいなと思ってます。


高校生のカップルの子がクレープを買ってくれているのを見ていると、感動しますね、涙が出そうになります。


何年後かに「ここのクレープを食べたね」と、話したり、思い出したりするんだろうなと思うと、涙が出そうになりますね。
(関りぶ鈴木もです😢)
🍫クレープはすべて「本格派!完全手作り」



普段見ることが出来ない調理室を、外のガラス越しからそうっと、見学📷️させていただけました!ヽ(=´▽`=)ノ感激です!❤️


皆さん真剣に、そして丁寧に作っていらっしゃる!👀そして、お上手!!!


(関りぶ運営鈴木・経験談ですが、うちの子、偏食でバナナは食べられないんですけど、KURAさんのクレープだけは『食べてみたい』って言って、全部食べちゃったんです。私の分は残してもらえませんでした。完食でした!びっくり)





クレープは本当に1から作っています。



📸本当に丁寧に一枚一枚、手焼きされてます!👏すごーい!





生地も作って、焼いて、包んで、具材もカットして。クリームも立てるし、小麦粉も配合して・・・
全部レシピも作って。もう、本当の手作りですよ。
生地買ってきたわけではないです(笑)
材料は朝、職員が買ってきます。ほんとフレッシュなクレープです。



本当に手作りですね!作っているところを見てみたかったので
嬉しいです!☺️📸


🥝メニューは100種類以上!?飽きない美味しさの秘密
🌟レギュラーメニューは
「いちごジャム」「チョコバナナ」「チョコオレオ」
そこに加えて、季節限定の特別メニューも続々登場。


「カスタードと生クリームのダブルクリーム」
「コーヒークリームにブラウニー」が入っているもの
「メープル」「ブルーベリー」
「沼チョコ(チョコ三昧みたいな✨️)」
「いちご大福」「ヨーグルトクリーム」
ほんと色々あります!\(^o^)/
🍓いちご大福クレープは、もちろんいちごも入っていますし。
あんこも入って、求肥(ぎゅうひ)も入って、もちもちで、ホントいちご大福です!🥰





考えているレシピは
100種類くらいあります。
これからどうしていこうかなと😊



100種類💦⁉️そんなに、たくさんっ!


《その他》
白玉・きなこしあん
白玉抹茶あんこ・和クレープ
洞戸のキウイジャム🥝ですね。



キウイジャムを作ったので、
それはヨーグルトクリームのキウイジャムかな?
夏はやっぱりちょっと爽やか系で。
冬になってくるとチョコや、濃厚なものですね。



洞戸のキウイ!🥝
地元食材で作るクレープ。
これもまたいいですね!🥰


🌟自販機は10コラムあるのですが
①・②番がいちごジャムで150円。
その他は200円。
⑩番だけ、250円。
ちょっと高級なやつを一個考えて入れています😊



高級なやつ👀✨️
全種類食べたいです(笑)



はい!もう全部美味しいですよ!(笑)


🍊「自分が作ったものが、誰かの喜びになる!思い出になる✨️」
就労支援の場としても、このプロジェクトは大きな意味を持っています。



やはり【自分の作ったものが・・・】という、そういう気持ちになれるということが、やっぱりいいんだなと・・・
このクレープをやってみて気づきました。
目の前で売れていく。『自分が作ったものが誰かに届いている』っていう実感が、すごく大きいと思います。


Instagramや地元紙に掲載されると「自分のクレープが載ってる!」と利用者さんたちも喜ばれるそう。
やりがいを肌で感じられる距離感こそが、何よりの支えになっているようです。


🌟これからの夢は、地域にひらかれた“バス停みたいなゆるい場所”づくり
今後の展開について聞くと、Tさんの中には、すでにいろいろなアイディアが思い浮かんでいるようです😊
あんまりつながってないけれど、
つながっている、くらいの。
本当に微妙な感じの物がいい。



それをどうやって作るのか?
そうした雰囲気をどうやってる作るのか?
というものをいつも考えていてます。
どういう機能があったらいいのか?を考えています。
クレープだけじゃなくて
子どもたちが気軽に入れるような
中にはいってくることができるような・・・
“ゆるっとした”、ゆるい何かができたらいいなーと思っています。
例えば塾の待ち時間に来られたり…
バス停みたいな?場所ですね。





バス停で待ってる人たちって、
それぞれ行き先も目的もバラバラじゃないですか?
でも、みんな同じ場所でただバス🚌を待ってる。
その感じが“なんかいいな”って思うんです。
ルールがあるわけじゃないけど
なんとなく一緒にいる。
目的は違ってても、同じ空間にいるっていうのが
すごくいいなと思っていて。
ここにいるのも、別に強い理由があるわけじゃなくて、「バス来るから待ってる」くらいの、ゆる〜い感じ。それぐらいの空気感が、良いなと思ってます。
今は15時でこの就労施設のお仕事は終わりですが、そのあともスタッフさんが残っているので
その時間に「子どもたちがふらっと来てくれたらいいな〜」なんて、ちょっと考えてたりしてます。




🤝すべては人とのつながりから始まった



本当に人とのつながりで、ここまで来られました。
調理が得意な友人も加わって…
自然と形になって行きました。
元々、自販機のことも全然知らなかったですが、
たまたまそこに詳しい人がいたし
クレープも販売できる事も知って
いろんなつながりがあって始めることができました。
全然1人じゃないなと思います、全く。
本当に一人じゃないなと思いますね。



「一人じゃない」この言葉は、とても深くて大きな言葉だと思いますね。
2025年6月で
プロジェクトスタートから1周年㊗️ 🎉
おめでとうございます!💐


🕊️これからも地域とともに育ち、想いが詰まったクレープが、今日も子どもたちの手に渡っていきます。




🌟職員の個性が輝く、ストレスフリーな職場 KURA
📌 Tさんがスタッフさんへの思いも話してくださいました。





みんな思いがある職員さんが来ていて、個性を持った方が多いので、みんなが働きやすいような場所・職員一人ひとりの才能が発揮できる。もうそれだけです。
たとえ、楽しい職場じゃなかったとしても、ストレスを抱えて来るような職場にはしたくない。
ストレスフリーな職場だけを一番考えている、そうしたいとおもっています。職員さんの特技とかを生かせる場所にもしたいと思っています😊
その姿を利用者さんに見てもらいたいし、ストレスのない職場で職員さんがそうだったら、
利用者さんの最大の利益になると思っています。
「こうやっていきていけるんだ」
みたいな。
そういうところを利用者さんにも見せたいなとおもっています。


職員みんなそれぞれ色々な事を、自分でやってきた人ですので、利用者さんにもいろいろな姿を見ることが出来たらと思っています。
(以前働いていた)放課後デイサービスもそうだったですが、「こんなんでもいいぞ」ということを教えたいなと思っていました😊
いろんな生き方の大人が居るよということを子どもたちにも教えたい
【変な大人】に会ってほしい(笑)と思います😂
今の子どもたちは出会う大人が少ないと思います。親と先生くらいしかいない。
「こんなんで、生きとるわ」って(笑)
思うようにうまく出来なくて悩んでいる子どもたちが居たとしたら
「できへんわ、おとなになってもできへんわ!」って(笑)
一緒に笑って、肩の力を抜いて生きていけることを伝えたいですね。



Tさんのそうしたお人柄が、とても素敵だと思います。
肩の力を抜いて、毎日を楽しんで過ごせる、そんな気持ちになります!


🏚️新しいグループホーム6月オープン!




🏚️安心の住宅と福祉サービス全力サポート
親亡き後の
ご不安やお悩みも相談できます
6月に新しいグループホーム(ワンルームタイプ)がオープン予定です!
さらに、シェアハウスタイプもあり、世話人が常駐しています。
大体の利用者さんが朝の9時くらいからお仕事に出かけますので、その時間帯には世話人はいませんが、
夜勤の職員がいるので、仕事から帰宅した後の、17時から21時も安心して過ごせます。
1ルームタイプも1部屋を世話人室兼・共有スペースにしています。
何かあったらそこに来て貰えますし、みなさんで集まることも出来ます。
住宅に関しては、受給者証さえあれば、市役所で申請すれば誰でも入居できます。(詳しくはこちらをタップ)


特性のあるお子さんも安心して相談できる



特性のあるお子さんの住宅についてももちろん相談できます。
住む場所や働く場所など、
暮らし全般をしっかりサポートしていきます。
住む場所、働く場所と、あと・・・
なんでもない場所(笑)☺️
繋がる場所というのを、考え中です。
本当は住むと働くだけでは、ね。
楽しい何か、も考えています。


最後に✨️ーーKURAのクレープ「美味しいね」「また買いに行こう!」
KURAさんの新たな取り組みは、
地域に根ざしたやさしさと
あたたかさが感じられる
とても魅力的なものでした。


そんな何気ない一言が
未来をつくる力になる。
クレープの甘い香りの先には、利用者さんの笑顔があり、それを受け取る地域の人々のやさしい表情がありました。


KURAさんのクレープは、単なる商品を超えて
地域の人と人とをつなぐ場として、
日常の風景に溶け込んでいます。
それは、地域の中に小さなぬくもりの輪が
広がっていくような
そんな印象を与えてくれます。


今回のインタビュー🎤では、利用者さんへの思い、職員さんへの思い、そして未来への展望まで、たくさんの貴重なお話を伺うことができました。本当にありがとうございました。




不安だった未来が楽しみになりました🍀
関りぶを運営している私自身も、ひとりの母親として、「うちの子が将来どこで働くんだろう?どこに住むんだろう?」と、漠然とした不安を感じていました。でも今回、KURAさんに取材をさせてもらって、そんな不安の多くがスーッと軽くなりました☺️
関市に、子育て中の親や家族を温かく支えてくれる事業者さんがいてくれること、そしてKURAさんのような場所があることに、心から「よかった…!」と思いました。もう、安心です✌️✨


私自身も、子育てをする中で「どうしよう…」と悩むことも多いですが、今回の取材を通して「そんなに肩に力を入れなくても大丈夫かも。誰かと一緒にやっていけるんだ!」って、ホッとできました。


ぜひKURAさんのクレープを買いに行ったときは、KURAのみなさんとも気軽に交流してみてくださいね。
きっと、温かい気持ちになれると思います🍀


🌟下記
◇就労継続支援B型KURA 様
◇暮らし(株)様の各種SNSです。
🍓是非、ご覧下さい🍌

